映画を探す
ドラマを探す
アニメを探す
初回30日間無料
初回31日間無料
初回1ヶ月間無料
無料配信あり
初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金全額がかかります。)
島根において極東研究所を制圧することに成功したが、依然として大きな脅威であるイルミナティ。正十字騎士團は対抗策を講ずるべく上層部による議論を重ねていた。一方、燐たち塾生に、祓魔師認定試験の実施が早まることが告げられる。島根での出来事を機に、祓魔師になる理由を見失い悩む勝呂だったが、四大騎士・ライトニングが祓魔塾講師の助っ人として新たに赴任し……。
自らの目に異変が起きて以来、事実を周囲に隠し恐れを抱いてきた雪男だったが、その目に発現した力が一体何なのか、検証することを決意する。力が発現した状況には、「死を前にした恐怖」という共通点があった。雪男は、生死をかけた危険な修行に傾倒していく……。一方、燐としえみは二人きりでの任務に臨むことに。古民家に発生した魍魎を祓魔するという、簡単な任務に思われたが……。
突如として姿を消したシュラ。行動履歴から、シュラが出身地である青森にいる可能性が高いと推測したメフィストは、燐と雪男に現地での捜索を命じる。二人は聞き込みの末、青森・永久蛇湖に辿り着くが……。シュラは、湖を中心に広い縄張りを持つ強力な八岐大蛇・八郎太郎大神と対峙していた。八郎は眷属の蛇たちとともに、シュラへ「俺たちとの約束を果たしてもらう」と迫る。
八郎とシュラの先祖・霧隠辰子の契約により、力を得る代わりに先祖代々三十路に死ぬことが決まっている。シュラは、自身の背負う運命を燐と雪男に語った。未練は何もないと語るシュラだったが、納得できない燐は八郎を倒そうと提案。しかし、シュラが八郎に連れ去られてしまう。救出のため燐と雪男は八郎のもとに向かうが、そこには八郎の催眠能力によって操られたシュラがいた。
雪男の機転によって八郎を欺き、シュラとの契約を破棄させることに成功した燐たち。しかし、怒り狂い暴走した八郎は再びシュラを捕らえ、凍てついた湖へと向かっていく。不死である八郎からこぼれる「死にたい」という願いに、シュラは湖の底深く、永遠に一緒に眠ろうと伝え寄り添う。湖に沈んでいく中、シュラの脳裏に浮かんだのは、かつて藤本獅郎と過ごした日々の記憶だった。
青森での一件が終わり、落ち着きを取り戻しつつある正十字騎士團日本支部。ライトニングは勝呂と共にイルミナティに関する調査を開始する。ライトニングはイルミナティ、そして「青い夜」に繋がる何かが日本支部内にあると睨んでいた。一方、燐からの告白を受けたしえみは「恋愛の好き」と「友達の好き」の違いが分からないと悩んでいた。その様子を見かねた出雲は、ある提案をする。
青い夜についての調査を進める中で、ライトニングはある三人の名前に着目する。青い夜以降に正十字騎士團日本支部から離職したその三人は修道士となり、南十字男子修道院──奥村兄弟が育った場所でともに暮らしていた。当時の話を直接聞くため、修道院を訪ねるライトニングと勝呂。口をつぐむ彼等に強硬な手段も厭わないライトニングは、徐々に青い夜の謎へと迫っていく……。
青い夜直後の十三號セクションの姿を目の当たりにし、メフィストからそこで行われていた研究の真相を明かされたライトニングと勝呂。ライトニングは、正十字騎士團ヴァチカン本部のとある場所へ向かう。一方、手騎士を目指していたしえみが、突如として認定試験辞退と退塾の意思を示す。驚く燐や出雲たちをよそに、しえみはクリスマス兼誕生日パーティーに向けて意気込みを見せるのだった。
自らの出生の秘密を知りたいという想いを募らせる雪男と、知る必要はないと考える燐。互いの考えがすれ違う中、燐たちは志摩柔造と宝生蝮の結婚式に参列するため京都へ向かう。周囲に対し通常通りの態度を見せる雪男だが、違和感をおぼえる燐。一方、調査を再開したライトニングは十三號セクションの真相に近づくため、当時の関係者として名前が浮上したドラク・ドラグレスクに接触する。
都市部に上級悪魔が出現し、対応に追われる祓魔師たち。池袋ではシュラが陣頭指揮をとっていた。魔障を受けたことにより悪魔を見ることができる人間も増えていき、世界は混乱に陥っていく。時を同じくして、勝呂を銃で脅し、ライトニングとの調査内容を聞き出そうとした雪男。志摩の忠告にも耳を傾けず孤立を深めていく雪男は、任務のため東京へ戻り、ライトニングと遭遇する。
さまざまな感情に押し潰された雪男がとった手段を阻止したのは魔神だった。しえみから雪男のことを聞いた燐は、雪男を探すため寮を飛び出していく。そして、悪魔の動きが活性化したことにより混乱を極める物質界。首相官邸に招集されたメフィストは、内閣総理大臣・全人とともに、これまで公に認知されてこなかった悪魔の存在を公表する記者会見に臨むが、そこに現れたのは……。
©加藤和恵/集英社・「青の祓魔師」製作委員会