滝和也

フリージング ヴァイブレーションの滝和也のレビュー・感想・評価

3.3
再びの鬱展開から
エヴァオマージュによる
男の戦いならぬ女の戦い

巨大使徒に立ち塞がるは…
ハイ・ゴッグ娘こと
生徒会長…もはや
ヒロイン&男性ヒロインは
どこに行った…?

「フリージング・ヴァイブレーション」

フリージングの続編、第二期です。駅前留学みたいな異次元獣NOVAの度重なる襲来に防衛組織シュヴァリエは人造パンドラ計画を実行に移す。サテラ他メンバーは前回の活躍から計画に協力を依頼され、アラスカ基地へ向かう。

男性主人公は途中から空気に転換され、出演、台詞もほぼなくなり…中盤からはラブコメ的な息抜きコメディ展開もなくなり、延々と鬱展開が繰り返されますので…一期見た方なら耐えられましょうが…一見さんはきっついです。

ヒロインが極端に他者との接触を嫌う理由の元が登場するあたりは大映ドラマを遥かに超え、日活ロマンポルノの赤い〇〇のようか、檀蜜様か杉本彩様あたりが主演しそうな内容…。エログロ路線をぶっ放す鬱っぷり。能天気男性ヒロインはまたも一歩遅くてイライラするどころか視聴者を地獄に落としかねない馬鹿ぶり…しかも本線のバトルに戻った後半はいてもいなくても良い状況…。

そもそも…人体実験を告発しようとして仲間割れで失敗…大事故発生、疑似使徒爆誕という話がずっと続き、もたもたもたもたしたスピードで(丁寧ともいう)ちっとも進まない。更に主人公ヒロイン、今回の先輩ヒロインかと思った方を差し置いて、何の伏線もなく別の方、ハイ・ゴッグ娘がメインで占める内容にあっけに取られ…謎はすべて謎のままおわりやがったので!ネットの解説でも探すかと言うわけです。

作画はきれいですが、血だらけの内容なので…サービスもあったけど忘れてしまいました…。鬱展開はやはり辛い…(T_T)
滝和也

滝和也