世界を壊し世界をつくる

結城友奈は勇者である -結城友奈の章-の世界を壊し世界をつくるのレビュー・感想・評価

3.4
友達から勧められたので見ました
大筋としては勇者部という慈善活動を主体とした部活に所属する女子中学生5人の学園青春物語となっていて、本筋としては世界を守るためにバーテックスという怪物と戦う魔法少女達を描いています。
魔法少女特有の世界に抗う少女達の心の葛藤が本作の見どころとなっています。
前半は、戦闘シーンと学園シーンが交互に描かれていて戦闘はバーテックスが手強く緊迫しているのと、作画がよく動くので面白かったです。しかし、日常シーンがまったく好きになれず面白さにムラがあった印象でした。
うって変わって後半は、8話あたりから勇者システムの全貌が明らかになっていく中で神樹様、大社に向き合っていく話になってからどんどん面白くなっていきましたね。
特に9話と最終12話が好きでどちらとも演出が輝く鳥肌回となってます。12話の拍手のシーンで勇者部みんなが報われたような気がしてポロっときてしまいましたね。
見てない方は8話あたりまで耐えてくれたら面白さが分かると思います。
続編もあるという事でいつになるかわかりませんが見たらレビューしたいと思います。