ねっしー

百花繚乱 サムライガールズのねっしーのレビュー・感想・評価

百花繚乱 サムライガールズ(2010年製作のアニメ)
2.7
戦国武将等と同姓同名の少女たちが異能バトルを繰り広げる作品です。
こういうジャンルってよく分かりません。
女の子に歴史的おっさんの名前を付けて萌える豚はただの豚ではないと思います。


本作は途中までそれぞれのポジションでのやり取りがあって面白いです。

そういえば観たことはありませんが、『織田信奈の野望』は主人公が戦国時代に跳んだら、何故か武将が女の子だった世界なんですよね。

あちらはリアルの歴史とのリンクがあって、ハーレム要素との両立に機能的役割があります。

まあ本作には関係ないんですけど。

ひとまず、諸悪の根源にされたリアルの天草四郎氏が可哀そうです。
キリシタンのいい大名だと学んだ記憶があるんですけどね。

で、本作の天草さんの話が絡んできた8話辺りから随分つまらなくなります。

将軍が帰ってきたり、世界系っぽくなったりで、急に話が大きくなってきたことが原因でしょうか。
それまでの日本に小さく纏まっていた内容だっただけに、リアリティが全く感じられなくなります。
元々リアルを捨てているのに、リアリティまでなくなるとは致命的ですねー。








ぼかしの墨は目立ちすぎて悪手でした。
普通に黒丸でよかったのでは。なんなら元から露出無しくらいの方がいいのですが、円盤の売り上げに影響するのでしょうね。
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