dendoh

プリティーリズム・ディアマイフューチャーのdendohのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

プリティーシリーズ第二作にして、プリティーリズムシリーズ二作。世界観としてはオーロラドリームから継続し、プリズムショーという架空競技を描く。
プリズムジャンプに加え、新たに『プリズムアクト』という演劇要素が追加。またキャラクター個々の演技ではなく、チーム演技が主体となる。

2クール目までは楽曲数の少なさもあって微妙な出来だが、チームシャッフルが発生する3クール目からが本番。阿世知家を中心とした前作以上のドロドロ展開が繰り広げられる。何よりもオッサンがラスボスというのはシリーズ唯一。
ラストには週跨ぎで、登場するキャラクターほぼ全員によるプリズムアクト『グレイトフルシンフォニア』が、地球全域に影響を及ぼすレベルで展開される。今敏映画のごとく、何が現実で何が演技か分からなくなるような描写は本当に圧巻...。

前作の主人公カップルであるあいら-ショウに、新たにユンスが加わった三角関係も見所。度々『黙れユンス』が飛び出す度に胸が踊る。

主役のPrizmmyやPURETTYはあまりそういったドロドロ展開に関与しないものの、全く影が薄いということはない。特に主役のみあ、『ギャラクティカ』が口癖のかりん、常に口をパクパクしてるジェウン、資本力に物を言わせるチェギョンあたりは、プリパラに出てきても違和感ないぐらいの強烈っぷり(というかみあはプリパラにパラレルキャルクターとして登場)

作画の癖やネトウヨが嫌いな『韓国要素』故に、アニメオタクが敬遠している印象。しかしながらプリズムアクトという要素はキンプリに、コメディ性や強烈なキャラクターはプリパラにそれぞれ引き継がれた、シリーズを語る上で欠かせない作品。
楽曲も明らかにADから強化されていて、DearMyFutre、MirageJET、Life is Just a Miracleと人気の楽曲も多い。
アイドルアニメや女児アニメ好きなら絶対に観るべき。
dendoh

dendoh