傑作アニメ続出の年、2011年の代表作の一つ。放送から10年経ってようやく見れた。
変わりたいとは思いつつ、今一つやりたいことが見つからない女子高生がひょんなことから母方の祖母が営む温泉旅館で働くことになる、所謂お仕事奮闘記に青春がマッチした作品である。見続けると意外にリアルな話になってくることに驚く。現実的過ぎて痛々しいのだ。なので正直な話将来のことを考えなければない年頃に見るには辛いと思う。(お前何歳だよ、というツッコミはなしで)きっと色々打ちのめされる。が悪いことばかりでもないことも同時にこのアニメは教えてくれる。今は夢も何も見つからなくてもいつかは自分の居場所はできる、そう希望の持てる作品でもある。
にしてもこのアニメに出てくる女の子は皆可愛すぎる。テーマがテーマなだけあって嫌でも現実を思い出さざるを得ない作品ではあるが、そういう意味では現実逃避できる作品でもある。勿論、主人公の緒花も可愛いが、個人的には なこち が好き。至高。
7年後を描いた小説もあるらしいのでいつかは読んでみたい。
