のり

理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθののりのレビュー・感想・評価

3.7
恋愛には2つの段階ある。
恋愛状態と愛着状態の2種類があり、付き合って3年程度経過すると、恋愛状態から愛着状態へと変化する。愛着状態だと、オキシトシンの数値はより高くなる。

告白返事関数
正の感情と負の感情を洗い出し、すべて足した結果が正ならば告白に応じる。

沢山の好きのデータを元に、共通項が多ければ好きという考えだったが、個人によって違うので共通項を見つけるのが難しい。しかし、その人が相手のことを好きだと認めたら、それは好きということだと導くことができた。

そこで、氷室は再び雪村に告白をした。今回は好きみたいではなく、はっきり好きであると。そうすると、雪村は告白返事関数を計算するために、氷室のいいとこ、+と−の感情をたくさんピックアップする。マイナスの感情も氷室からしたら嬉しいことなんじゃけど(笑)。
それを声に出しながら雪村はパチンコに打ち続けるので、当然氷室は聞いていて嬉しい。そして雪村は氷室の思いに答えたが、次は好感度の研究を始めることになる。この2人らしいし、氷室は雪村と一緒に研究できて楽しそうなのでよかった。

ピグマリオン効果
優秀だと言われると優秀になる。

ジェーンエリオットの差別実験
差別を受けている間は成績が著しく低下する。

奏は普通という言葉に執着していた。でも普通とは明確な定義なんてないし、多くの人数であるほど普通の共通項の範囲は狭くなる。よは普通って使い勝手の良い、不明確か言葉なのかなと思う。

r=1-sinθという関数がハートを表している。実にいい関数ですね!!

とりあえず雪村と氷室は、とっとと付き合って結婚してしまえと思ってしまう。笑
のり

のり