【アイドル業界の光と闇と闇と闇…】
ネーミングと絵柄でよくある夢女向けの男性アイドル作品と侮ることなかれ。
原作はプレイヤーがマネージャーという設定ですが、アニメは客観的に見る感じでそこはアイマスのPと同じ感じです。でもやはり「この人たちを応援したい」という気持ちが出てくるのでマネージャーの立ち位置で見てしまいます。そうなるととにかく胃にくる心労が多いです。
通常こういうアニメって、胸にくるのが多いと思うんですよね。ラブライブとかそう思ってるんですけど「いろいろ困難があったけど乗り越えて大円団」みたいな。それがめちゃくちゃ好きなんですけど、今作はそういうのもあるけど、そうじゃない時の方が多い。とにかく胃痛のリアルマネージャー。
「そんなこといってもフィクションだし、フワッとした感情論で許してくれんでしょ？」ていうとこがほぼ許されない。一般的なアイドルアニメよりも芸能界の厳しさをリアルに描いている感があります。マジで「セブン」が「シックス」になったり、「5人だけどセブン」（現実ではよくあるやつ）になるかもしれない、と全国のマネージャーがいつも気を揉んでる世界。男性の方もハマる方はハマると思います。だって後半に行くごとにマネージャー空気なんで。なので厳密に言うと視聴者は各場面の壁的な立ち位置です。
今も原作のゲームは話が続いていて、このアニメ1期って幸せな方だったな、と思うレベルの胃痛展開過多。アニメ3期の制作も確定したということで、大変原作ゲームに忠実なこのアニメ、今のタイミングで一度かじってみてはいかがでしょうか。原作プレイ中の身からすると、アニメは伏線の張り方が秀逸です。回収されるのがまだまだ先な伏線が多いのですけれど。
初めにあんなこと書きましたが、『人為的な闇』が本格的に描かれ始めるのは3期からです。
【追記】
そういえばアニメ化決まってスタッフに「スーパーバイザー あおきえい」を見た私は勝利を確信した記憶があります。約束された勝利🏆そして別所監督の演出により本当に勝ち組のアニメになりました。トロイカさんには感謝しかないです。
