アン子

映像研には手を出すな!のアン子のレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作のアニメ)
5.0
湯浅監督というアニメ馬鹿が、アニメオタクに向けて、アニメーターは最高なんだ! と言いまくる作品。という感じ
この作品では、主人公たちの会話や成長はそこまで大事ではない。アニメ作り、アニメーションを作る楽しさ、それの方が前に押し出されている。
他のアニメで盛り上がるシーンといえば、主人公たちのセリフや考えばかりなのに。キャラが描いた、制作途中のパラパラ漫画を話の盛り上がりにするなんて! とすごくときめいてしまった。

正直、このポーズアニメに向いてるじゃん! と妄想しまくる主人公に惹かれなければ、この作品はおもしろくないと思う。
小学校の頃、秘密基地にとりくんでいたあの感覚が12話までつづくし。
アニメなのに、誰にでも伝わるおもしろさではない作品。なのに主人公たちの目がすごくきらきらしている。
私はこのアニメをすごく不器用だな、と思うし、どうしようもなくときめいてしまう。
アン子

アン子