Ki64

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。のKi64のネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞


親子の絆を描いた異世界ファンタジー物。
それぞれの町や世界観の設定が凝っていて拘りを感じる。
幼い少女のラティナがてぇてぇ、デイルの親バカっぷりに笑うほのぼのした話かと思いきや、異種族であるが故の重い話なども急に出てくるのでびっくりしつつも話に引き込まれてしまう。
特にラティナの成長っぷりと健気さはかわいさ抜群。

全体的に安定していて可もなく不可もなく、と言った作品であることは否めない。
ラティナは幼いではあるが魔人族である為か、天才肌であり学習能力が非常に高く教えられたことはすぐに吸収する。
前述の通りその成長っぷりは観てて楽しいが基本的に健気でイイ子、何かもう一つギャップが欲しかった。とはいえレムみたいに『アヒャヒャヒャー!!』ってなるのは勘弁。
主人公であるデイルはラティナが傷ついた時自分を責めてしまう責任感の強さを持つ非常にカッコいい主人公であるが親バカ発揮するギャグシーン時の声優の演技がもう一声、と言ったところ。

登場人物は結構いるが、基本メインは上記の2人なのでもっとフォーカスあてて魅力を出してもらえてたら、もっと良い作品になったと思う。

魔獣とのバトルシーンの作画は全体的に酷い。


と言うのが7話まで観た感想。
12話は正直神回。素晴らしいまでにこの作品、ラティナの魅力がガッチリ凝縮されている。
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