親の再婚によって、義兄弟となった「立花投馬」と「立花走一郎」が明青学園で甲子園を目指す。
投馬はピッチャー、走一郎はキャッチャーでバッテリーを組む。
走一郎の実妹で、投馬とは血の繋がらない義理の妹「立花音美」は吹奏楽部に所属しフルートを担当している。本作のヒロインの一人。
大山春夏(おおやま はるか)は野球部監督の大山吾郎の娘で野球部のマネージャー。幼い頃に投馬にサイダーを浴びせて泣かせている。投馬は春夏の初恋の相手?!走一郎に惚れられている。本作のもう一人のヒロイン。
大山吾郎は明青学園のOBで現役時代はキャプテンで捕手を務めており、走一郎と音美の実父の圭一とバッテリーを組んでいた。
人間関係が複雑で最初は頭がこんがらがる。
ほのぼのとした話が多く穏やかな気持ちで見れます。逆に言うと盛り上がりがあまりない。
「タッチ」「H2」「クロスゲーム」などの作者「あだち充」の作品だけあって爽やかなスポーツ・ラブコメです。
こんな青春を過ごしたいなぁと思わせるのが上手いですね。
タッチの続編ではないがタッチの約30年後の明青学園が舞台。
明青学園は上杉達也の活躍で1986年夏の甲子園で初優勝しましたがその後は長らく低迷。今作品にて投馬と走一郎の活躍で再び明青学園を優勝に導いて欲しいです。
今作では、誰も死にませんように!