現実逃避帰国準備

はたらく細胞の現実逃避帰国準備のレビュー・感想・評価

はたらく細胞(2018年製作のアニメ)
4.5
去年、娘に『はたらく細胞』を強制的に見させられて、面白かったけど4話くらいで中断してた。あまり乗り気じゃないワクチン接種の心構えに昨日全話観ておいた。 コロナ過中、このアニメで免疫システムを知っておくと良い。用語や体の仕組みを分かりやすく、ギャグも入れて面白く良く出来てる。

死ねー雑菌!クソ―白血球め!というシーンの中、好中球は白血球の半数以上占めるなどの知識が得られ、エイリアンを彷彿とするシーンでドキッとしたり。

以前から免疫システムに興味があって、雑学としてNK細胞は笑うと活性化するとか、怒ったり泣いたりストレスがあると免疫力が低下すると知ってからは、怒らない、笑う様にしてる。コメディやお笑いが癌治療に使われてるしね。我が子達にも、小さい頃から、病気や怪我をすると、体の免疫細胞達が、傷口に集まって工事中だよとか、熱で菌と戦って、鼻水とかで追い出そうとしてるんだよと話してきた。今でも、免疫ソルジャー達がパトロールして病原菌を見つけるには、ビタミンやファイバーなどを十分に取ってないと、ソルジャーの数が少なかったり、ちゃんと働けなかったりで病気になるから、ちゃんと食べなさいとか言ってる。そう言えば幼児の頃購読してた「しまじろう」教材で、体の仕組みの歌をお笑い芸人っぽい人達が歌って踊る映像が、私にも子供達にもツボだった。

英語のタイトルは『Cells at Work!』 英語吹替でもちょっと観てみたら、主人公の吹替は、驚きのリアクションの時低い声になる日本の声優の声の方が好き。

台詞も、日本人好みのギャグだから日本語の方が伝わりやすい。
「なかったことにするな、こりゃぁ!」
英語音声「Don't just pretend like you didn't see that!」
字幕「Don't act like nothing happened!」

このアニメも素晴らしいけど、赤血球や白血球の役目などを発見した研究者達も凄いなぁと感心する。あんな複雑な体の仕組みも超不思議!

このアニメを観てから、体の中で、あのキャラ達が働いてる姿が目に浮かび楽しい。