ツルネ ―風舞高校弓道部―のmulのネタバレレビュー・内容・結末

弓道の素晴らしさが詰まった作品だった。
こんなにも美しい競技なのだと改めて知る。

マサさんの射形の美しさには思わず感動してしまった。湊が惹かれるだけあるなと思う。
一度諦めてしまった弓道を再び始めるきっかけを湊に与えたマサさんの存在は大きい。
誰かに影響を与える人の存在感は素敵だなと思う。

また弓道部員たちの人間関係が交錯していて興味深かった。人に執着すればするほど苦しくなる。執着しすぎてはならないと気付かされる。

湊と静弥、湊と愁の関係性が良いなと思う。
いつも冷静な愁も湊には影響されてしまうんだなと大会のシーンで思った。

とにかく作画が素晴らしいのと、美しい言葉が紡がれていたりと最高。
OP曲のラックライフの“Naru”もツルネの雰囲気に合っていて良かった。