Kz氏

幽☆遊☆白書のKz氏のレビュー・感想・評価

幽☆遊☆白書(2023年製作のドラマ)
3.5
全5話を配信開始日に見てしまう。

1990年代はもう少年漫画誌を読んでいなかったので、題名しか知らない。それでも面白かったのは、80年代ヤンキーが鬼太郎となって妖魔と闘う、と感じてしまうのはジジイだからでゲームの影響が強いのだと思う、話で、昨日の敵は今日の友の友情・努力・勝利のジャンプイズムに貫かれている世界を、豪華俳優陣でVFXを駆使して描いているからだ。DCやMCUと等質の快感だ。

ヒーロー映画の嚆矢は、1960年代アニメ的TVドラマ「怪鳥人間バットマン」を、80年代末にマイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガーでリメイクしたティム・バートンだろうから(MCUは2000年代から)、同じ軌跡を日本のアニメが歩んでいるのかも。

Netflix実写版「ONE PIECE」はアメリカ作品だったので、原作1話から日本の製作会社が再アニメ化・配信する「復讐」が目論まれているけれど、世界190か国配信の本作が先駆けたね。
Kz氏

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