大好きな漫画の実写化
ポスターが出た時「コレはヤバいやつかも…」と思ったが……？
原作漫画の13巻を5時間足らずの5話にまとめているこのドラマ
原作を読んだことのある僕は脳内で勝手に補完して楽しく見れたけど、未見の人はどのように感じたのかは凄い気になる
結構原作の印象的な台詞が出てきたり、微笑みの爆弾がうっすらラジオで流れてたりとリスペクトは感じられる
でもビジュアルまで無理に寄せないで良かった気はする
そもそも90年代のヤンキー漫画なのに舞台は現代なので、そもそも現実味のないビジュアルなのに加えて更に時代錯誤感も加わりコスプレになってしまっている
特に語尾が特徴的なぼたんなんかはキツかった…
コレばっかりは無理に原作リスペクトしないでもよかったように感じてしまった
それでいうと暗い色の多い敵のビジュアルは結構良かったなとは思った
本作がここまで個人的に高評価なのはアクション
元々ファンタジックな作品でありつつ、現実にどこか根差した部分があるのが幽☆遊☆白書の良さだと思うけど、それがアクションにも見事に反映されていて良かった
ちゃんとヤンキーという設定が反映された作りになっていたのも良かったし、縦横無尽に飛び回る立ち回りもいい
そして必殺技といった抑えるべきところもちゃんと抑えられていてファンとしても嬉しい
ハイローの大内さんらしい重量感の感じられるヒッティングも良かった
原作が好きだからなのかもしれないけど、想像以上に面白かった一本
仙水編もやってください
お願いします
