BK477

幽☆遊☆白書のBK477のレビュー・感想・評価

幽☆遊☆白書(2023年製作のドラマ)
3.7
実は全5話のショートシリーズで、あふれるダイジェスト感。

長すぎる冨樫作品を丁寧にやるより、バッサリダイジェストにアレンジしちゃうのがネトフリ流、個人的には、そこは別にいい。

全体的なコスプレが悪目立ちするが、「今際の国のアリス」「ゾン100」の制作会社なのでCGはバッチリ。

近年の主流なアクションは、グレイマン、タイラーレイク2、そしてJW4を代表するリアル路線のハリウッド産アクションであるが、本作は「るろ剣」を彷彿とさせるアクロバティックなアクションシーンで、これはこれで見応えあり。特に蔵馬vs鴉のアクションは良かった。
ファンの目が肥えきっている中で、それに耐えうるのは偉業とも言える。

予告編では笑ってしまった綾野剛の戸愚呂弟も、慣れてくるとけっこう良い感じで少なくともカイロ・レンの横に引き伸ばした雑マッチョよりは何倍もマシだ。 遠藤さんの戸愚呂兄も、よいCGもあって、かなり良い感じ。その他では、鴉、玄海、左京がいい感じだった。

梶芽衣子はしっかり地毛を染めていて、カツラじゃないのが凄く良かった。玄海と同じ髪色のおばあさんって実際居るしねw (そして、梶芽衣子のCGにも注目!)

一番良かったのはやっぱり吾郎ちゃんで、本作のキャラクターの中でほぼ唯一コスプレ感が無いハマリ役。ほっそいタバコ!!

ワーストは"ぼたん"で演技というより喋り方に妙な癖があって、彼女1人だけ最後まで浮いてたように思う。


るろ剣調のアクションシーンが結構良いので、アクション映画ファンは一見しても良いかも知れない
BK477

BK477