マッキー

死との約束のマッキーのレビュー・感想・評価

死との約束(2021年製作のドラマ)
3.7
三谷幸喜流アガサクリスティシリーズ
第一弾『オリエント急行殺人事件』
第二弾『黒井戸殺し』

前2作とも好きだったので
今作も期待してました✨✨

ただ・・・うん、確かに
勝呂警部(野村萬斎)の
キャラがくどすぎる🤣

その点については第1弾 第2弾で
消化したつもりだったけど 笑 
やっぱそこが気になると物語に
集中できなくなりますね… 笑

演出も三谷さんなのかな…
どんな意図であんなくどいキャラに
してるのだろ…💦 

確かに原作のポワロも
いけすかないキャラですが、
こういうことじゃないと思う…😅  
ま、割と見慣れてくるし、
嫌いじゃないけど 笑

原作は未読。
前2作に比べると少し地味な話で、
被害者となる夫人も
イライラキャラだし、なかなか
殺人事件の話にはならないし、
前半はちょっと
退屈感もあったのですが、

クライマックスの【謎解き編】は
二転三転する種明かしが面白い❗️

勝呂警部の推理によって
謎解きが行われ、その都度
殺害シーンや発見シーンが
映像とともにお届けされるのですが、
その辺の映像演出がテンポよくって
ここの件り好きー💕

話の内容は、哀しい犯行動機、
家族物語の結末としてもとても
やるせない話でした(T_T)

末っ子娘のラストのセリフには
ハッとさせられますね…Σ(゚д゚lll)

後はネタバレで↓

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【以下、ネタバレ】

















●殺害時間や発見時間が
 肝になってくる話で、
 みんなに動機や機会がある❗️
◉謎明かしが二転三転する中で、
 ご丁寧にみんなに【殺害したver.】
 と【目撃したver.】がある 笑 
◉これがまたテンポ良く流れて、
 演出が新鮮で面白かったです✨
◉これがやりたかったんじゃないかな、
 って思うくらいここが面白い♬


●犯人は代議士(鈴木京香)でした。
◉泥棒だった過去を持っている
 代議士の弱みにつけ込んで、
 看守を勤めていた夫人が
 いじり楽しもうとしてたなんて…
 職権濫用が悲しい話ですね。。。
◉それにしても…泥棒から代議士。。。
 看守から金持ちマダム。。。
・2人の経歴がなんか違和感あって
 物語に今ひとつ入り込めなかった
 のは俺だけ? 笑


● 夫人が、殺されても同情できない
 ほどに性格の悪い方だっただけに、
 確かに末っ子娘のラストのセリフには
 ハッとさせられますね…Σ(゚д゚lll)
◉「なんでみんなほっとしてるの?
 お母さんがかわいそう。悲しんで
 あげる人が誰もいない!あんまりだわ!」 
・自分も夫人によって人生縛られて
 萎縮していた1人なのに、
 こんなことが言えるなんて、
 なんていい子なのだろー(T_T)
◉でもだからこそ、夫人の悪態が
 より一層悔やまれますね…😖
マッキー

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