8637

青葉家のテーブルの8637のレビュー・感想・評価

青葉家のテーブル(2018年製作のドラマ)
4.1
「北欧、暮らしの道具店」のオリジナルとして作られたドラマ。もちろん、食卓がメインに登場するので、海外チックな家具が映えた家には毎度驚く。しかし正直ストーリーの純粋さが勝ってしまった。松本壮史監督作、またもや面白かった。

血の繋がらない大人ふたりと同居する、そんな風変わりな家庭で育てられているけど、それに対するヘイト的な描写が一切ない。恨みっこなしの世界。だからこそ物語が明るい。学生の青春、大人の葛藤がそれぞれ清々しいラストを飾る。
ソラオの小説、リクの音楽をなどエンタメが多く登場していて、その創作過程から"自分らしさを捨てないこと"を伝えられたのも大きい。

落ち着いた忍成修吾ってたぶん初めて観たけど、粘着しがちな普段の役に比べて良いな。大水洋介や森田想など一話だけで輝いていた人達も素敵。映画版を観るのも楽しみだな...
8637

8637