京都京極堂

スター・ウォーズ:アソーカの京都京極堂のレビュー・感想・評価

スター・ウォーズ:アソーカ(2023年製作のドラマ)
4.2
まず、『Star Wars』 全制覇を目論む人達がつまずくのは第1に『クローンウォーズ』、第2に『反乱者たち』。
理由は長いから?アニメを甘くみとるから?

というわけでドラマ『アソーカ』。
前述した2作品を見てないと…まずわからんよね。

えっ、アソーカ?『マンダロリアン』にちょろっと出た人?
サビーヌ・レン?
ヘラ・シンドゥーラ?
エズラ・ブリッジャー?
チョッパー?
モーガン・エルズベス?
スローン大提督?
宇宙クジラ(パーギル)?

…という結果になります(笑)

長年行方不明となったエズラを探すアソーカとサビーヌとヘラ。
帝国復活を目論み同じく行方不明になったスローン大提督を探すモーガン・エルズベスと堕ちたジェダイベイラン・スクロール。
居どころが記された星図を巡り戦いが始まる…というストーリー。

とにかく面白さにわくわくする物語です。

満を持して主人公で登場したアソーカのキャラクターがとにかく素晴らしい。

アソーカを演じるのはロザリオ・ドーソン。
Netflix版『デアデビル』、『ルーク・ケージ』、『ディフェンダーズ』でクレア・テンプルを演じていたあの方。

このドラマ、常にアソーカの後ろには見守るアナキンがいるような感じがいい。
「マスターは何があっても私をかばってくれた」…この言葉には泣いちゃいますよ。

「それなのにマスターが一番私を必要とした時私はそばにいなかった」…これがアソーカの後悔であり心の傷になります。

アニメ『反乱者たち』の続きは実写でね…という姿勢も斬新ですばらしい。

なんだかドラマでやるには惜しい作品。

これは完全に『スターウォーズ エピソード7/アソーカ』です。

いつまでも見ていたかったと感じる作品でした。
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