岡田拓朗

BG~身辺警護人~の岡田拓朗のレビュー・感想・評価

BG~身辺警護人~(2018年製作のドラマ)
3.7
おもしろかった。
無理に頭で考えなくていいおもしろさ!

政治の描かれ方は相変わらずだし、もはや負の要素としての題材と言えばになりがちなのが何ともだけど、仕事への向き合い方や生き方の指針となるようなシーンがたくさんあってよかった。

それぞれのキャラのギャップもよくて、掛け合いなどで笑えるシーンも多々あっておもしろかった。

正直ボディーガードって全然馴染みなかった。
ドラマを通して色んな職業のことを知れるのもやっぱりいいね!
自分の死を覚悟してまで、誰かを守ることができる凄さ!
仕事とはいえ、どんな人をもクライアントとして誠心誠意守り切る気概と強さと戦略と覚悟がやはり凄い!

武器を持たないからこそ、地位も権力もないからこそできること、だからこそのプライド!
正しいことを正しいと言い切る強さ、組織の固定観念や既成概念、真実の隠蔽を壊す荒削りだが強い信念。

世間と近しい人、真実とのギャップ…世の真実は報道に歪められることがあり、救われないことがまだまだ蔓延している。
放っておけば世界は何となく回っていくけど、その裏で苦しむ人、悲しむ人、犠牲になっている人が必ずいる。
そんな世の中で、心のどこかで誰もが正しく生きたいと、組織を正しくしたいと望んでいる。

権力に抗って正そうとする姿はやっぱりかっこいい!
最後のシーンとかまじかっこよかった!
展開もかっこよかった!

死人に口なしは正義には敵わない。

P.S.
最後の矢沢永吉、絶対スタッフ誰かの趣味入れただろ!笑(と思ったらキムタクの希望だったんですね…すみません!笑)
岡田拓朗

岡田拓朗