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さまよう刃のNewmanのレビュー・感想・評価

さまよう刃(2021年製作のドラマ)
2.5
最初の部分があんまり悲惨でちょっと見始めて録画を消してしまっていましたが、再度録画して見てしまいました。東野圭吾の映画は何本か見て状況設定に無理があったり、普通はこうはならないだろうという作品ばかりで映画館に足を運ぶのはやめています。本もです。今回のこのドラマはこの内容なら読者、視聴者を惹きつけると思って作っているただそれだけのドラマとしか思えませんでした。まだ1話しか見ていないのですが。生意気なのですが、東野圭吾さん限界じゃないですか?この言葉も、作者にはこのドラマのテーマ並みに残酷ですが、そんなことを考えてしまいました。なら見なけりゃいいじゃないと言われてしまいそうですが、東野さんの期待に応えてしまいました。これから後は、悪をやっつけるだけですからもうちょっと気楽に見られそうです。一つだけこのドラマのいいことがあるかもと思いました。女性が、より用心深くなってくれればということ。そうなっても悪は次の手を考えるだろうしとは思ってしまいますが。それにしても嫌なテーマです。

第2話
第2話であれっというとこに気付きました。2つ。1つ目。どうしても何を言っても車を持ちだしてしまう無免許の次男に困っている父親。車の鍵って普通2つしかありません。それを次男の手の届かないところに置くだけで解決する話なのに、持ち出してしまう次男。どうしてって思いました。2つ目。娘を殺された父親が警察に送る手紙。2人の犯人のうちの1人を殺したのは私です。もう1人を殺したら必ず自首しますから探さないで下さいという内容です。でも、必ず仕留める覚悟があれば絶対に警察にそんな手紙は出さないでしょう。何故って警察の威信にかけてもう1人の犯人を守るでしょうから。意地悪いですが、「えっ?」探し、楽しみになってきました。ドラマってそういうものかも知れませんが、東野さんはミステリー作家ですからね。1つ一つの辻褄がキッチリと合っていないとダメだと思うのですが。
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