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どうする家康のERのネタバレレビュー・内容・結末

どうする家康(2023年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

まだ途中だけど、離脱するかもしれないから備忘録的に

・ストーリー展開がとにかく単純で明快、観ていて感情がほとんど動かない。

・利己的な人物がとにかく多い。人の意見を聞き入れず、ずっと我を出し続けて主観で判断している人ばかり。そのせいで、少しでも利他的な行動をする人物が過剰なほど劇中で評価される。主人公サイドの株を上げるために、敵の株を下げる描写が多い。登場人物の行動/考え方が単純すぎて人間としての深みがない。

・主人公になぜ家臣たちが付いてくるのか分からない。その場しのぎの行動しか、今の所やってない。その割に人間としての成長を現状あまり感じない。

「家臣からも非難されまくりのダメダメだったこんなオレが、まさか天下統一するなんて!?」みたいなラノベ原作作品を観ている気分。勝者のストーリーだからご都合主義が多いのは分かるけど、主人公にご都合主義を成し得るだけの魅力を今のところ感じていない。「ここが良い!」と思うような魅力を現状主人公から感じることができていない。

・このドラマの目的がわからない。
 家康が場当たり的に戦をこなしているかと思えば、謎のオリキャラをいきなり登場させて、無くても本筋とは関係ないようなエピソードが展開される。オリキャラもその後関わることがなく、「あの話は何だったんだろう……」で終わるようなことが多い。寄り道が多くて話が一貫してない。

・なんだかんだ言いつつ、織田信長が死んでからいろいろ変わってくれるんじゃないかという期待もある。このまま周囲から太鼓持ちされるだけの展開は苦痛。あと信玄のキャラは好き。信玄に攻められてクソを漏らす家康を早く観たい。
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