ずどこんちょ

どうする家康のずどこんちょのレビュー・感想・評価

どうする家康(2023年製作のドラマ)
3.3
念願の古沢良太脚本ということで期待していただけに少々期待値は越えられませんでした。
ただ、古沢ドラマのラストはいつも、これまでのストーリーや伏線を踏まえて感動的な大団円になることが多く、今回の最終回も他の大河とは違う新しさを感じました。
ここ数ヶ月ずっと老いぼれた家康を見てきたので、若々しい彼らが和気藹々と楽しんでいる展開が素敵過ぎます。鯉を食べられたという最後の「どうする?」すらもあの頃の焦りも今見るとキラキラ見えるから不思議。青春とは苦悩と喜びと仲間に満ちたものなのです。家臣団も素敵でした。
家臣団や歴戦の強者どもも含め、これまでのどの大河ドラマよりも主役級を揃えて豪華なキャスティングだったのも興奮しました。