ひょんなきっかけで韓国ドラマデビューを果たすことになりました。場合によっては全く合わなくて即離脱かも…という疑念を抱きながら鑑賞を開始。
まず、中身について語る前に、三者三様、三人のイケメンが一度に楽しめます。今回の新たな発見としては、「イケメンを見ていると心が浄化される」ということ。
大体、映画やドラマなんかは、内容もありますが、自分好みの「綺麗な女優さん」が出ていればそれだけで楽しく見ていられるものだと思っていたのですが、イケメンにも同じような効果があったとは。
以下、多少ネタバレ含みます。
まずは主役であるヴィンチェンツォ・カサノを演じるソン・ジュンギ。お肌がプルプルでゆで卵みたいです。役柄からあまり感情の起伏は無いので、役者としての魅力はそれほど感じられませんでしたが、童顔でユニセックス的な感じは、何か行ってはいけない領域に引き摺り込まれるような気分にさせられます…
次、バベル会長の兄貴、チャン・ハンソク役のオク・テギョン。耳がでかい。背もでかい。弟もそうですが、気持ちが乗ってギラギラしているシーンではおでこを出して前髪をカッチリ固めています。これは意図的にそういう演出もしていると思うのですが、勢いが弱ってくる後半につれて前髪を下ろしてちょっと可愛くなります。違うパターンでイケメンを堪能できます。
弟のチャン・ハンソを演じるクァク・ドンヨン。役者としては三人の中では彼が最高。守ってあげたくなります。一番感情が揺れ動くポジションなので演技の良さが出やすいのもあるかもしれないけれど。
で、イケメンの話はこれくらいにして、内容の方ですが、サスペンス色が強いながらも、あまりシリアスになりすぎず、あまりベタベタした恋愛要素もなくて、エンタメとしてかなり楽しめました。ラストの方はコメディ要素も薄れて、ややシリアスになりましたが。
ラストに向けてやや尻すぼみ感も感じたのは事実なので、もう一山あったらなお良かったとは思いますが。