全然観るつもりなかったのに、出張十五夜で見たソン・ジュンギの表情と振る舞いがあまりに好みで(若い頃の桜井さんだ…)、結局視聴。
これよく作ったなぁ…。なんか色々ギリギリのライン攻めてる作品な気がして危ういので、かなり視聴者を信じてるかド無視してるかのどちらかに感じるけど、多分前者なんじゃないかっていう気がほんのりする。
型としては勧善懲悪のパターンだしそうやって捉えられたりもしちゃいそうだけど、「善」を勧めるわけではなくて、かと言って「悪」を肯定しきっているわけでもなくて。
永遠に生きながらえ続けるであろう富と権力を持つ者たちとその悪事に、かぶりついて離さない執念、それからそんな執念に対する嫌気とか諦念、みたいな部分も細部怠らず表現されているのがとても丁寧。
重みを中和する愛くるしいプラザ住民とコミカルな演出もバランスがよいなぁ。
チョンヨビンの振り切れたチャヨンは愛くるしかったし、キムヨジンのチェミョンヒも最高。あと見進めるにつれてどんどんクァクドンヨンがジェイクギレンホールに見えてきて、思いがけずとってもよかった。
ちなみにイソンギュンとソンガンホのモノマネする人があまりにも似てるので、映画観てる人は声出して大笑いするに違いない🐦…!