実話なので星つけません。
「大きな夢を抱いて旅に出て戻らなかった若者達に捧げる」(作品のエンドロールにて)
口コミで人気が出た作品。なのでいつか見ようと思ってて今鑑賞。全体的には「ファーゴ」と「マインドハンター」を掛け合わせたような感じ。刺激的な映像はあるけどグロはないが、アランの犯行をアラン側から観せる撮り方がえぐい。モニカもアジェもマインドコントロールされてたとはいえクズだわ。
アランを逮捕しようと頑張るオランダ大使館のリッペンバークと妻やベルギー大使館、イギリス大使館の刑事ではないんだけど、ある意味での刑事もの。
インターポールへ伝わり包囲網が張られたときは感動。こういう作品ってやっぱりそういう正義がなされたときが良いな。
犯罪者に対しての正義とは逮捕だと思っているが、アランとモニカが死刑で動揺するところがあると、死刑＝正義なのかなと考える、今作品の場合は特にそう思ったなあ。
