スベン

ペンブルックシャー・マーダー 21年目の真実のスベンのレビュー・感想・評価

3.4
過去の陰惨な殺人事件と複数の凶悪な事件。再捜査をする内に意外な関連性が見えてくる。
実話ベースだからか、ほぼドキュメンタリーを観ているようでかなり真に迫っていた。早い段階で犯人を特定するので、焦点はいかにして犯罪の証拠を見つけるか。そしてタイムリミットもある中で複数の未解決事件の関連性を見出せるかどうか。また、マスコミとの公平な協力関係はこの手の事件では珍しいのでは?(実際にこのドラマの原作は主人公の警視とテレビ局の記者との共著となっていた)
過去の事件とはいえ被害者の消えない傷や虐待を受けた者の現在などは重く、考えさせられる。だからこそ、最終話での裁判シーンは果たして上手くいくのか?と結構ハラハラした。

主人公の警視を演じるルークエヴァンスがなかなかにハマり役でよかった。優秀でやり手という説得力があるのはさすが。息子さんと上手くいってよかったね…!(ずっと気になってた)
スベン

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