なんとなく、吉岡里帆と石橋杏奈目的で最後まで観続けてしまった。
でも、観ている間ずっと、とにかく主人公今日子の態度、言動、行動にイライラさせられて仕方がなかった。
そして、毎回ドラマが終わる頃、ツイッターのタイムラインを覗いてみると、今日子への同情や共感に溢れていて予想外だった。
自分はそこそこの年月、社会に揉まれてきて、すっかり忘れていたけど、世の中には、自分が想像しているより、ずっとずっと“言えない”人って多いのかもしれないなぁと。
ふと、初めてバイトをした頃の自分の記憶を、脳内倉庫のずっと奥の方から埃まみれの葛篭(黒歴史)の中から引っ張り出し、ながめた…
声に出せない気持ちや、言葉にならない感情を、もし、自分がもっと受け止めることができれば、コミュニュケーションの濃度や深さを、今よりもっと識ることができるのかも…なんて。
作品の本意とはちょっとズレるのかもしれないけれど、中盤からのキョド子を観ながらそんなことを考えていました。