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息をひそめてのりのレビュー・感想・評価

息をひそめて(2021年製作のドラマ)
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「学校出てないから本読むこと大事にしてる」って言葉があった。数年前、教習所で偶然席横になって話してた2つ上のお姉さんも一緒のこと言うてたなと、ふと思い出した。

「03 君が去って、世界は様変わりした」の回の話が印象深い。

「どんなふうに勉強して、どんなふうに本読んできたの」
住んでる家と学歴が象徴的に表されてるみたいに見えた。

映画より本がちょうどいい。
忘れるために本を読む。

「人と交わるのが不謹慎な時代になるのか」



コロナ禍に作られた作品。限りなくわたしたちの生活の近しいところで起きてる共感できる感覚が詰め込まれた話だと思った。ストーリー性に賛否あれど、全話含め、少なからず私には必要な物語だった。


先の思いやられる、悲しいニュースに溢れた世界で、少しずつ世の中は良い変わっていってる、と信じたい。

※少し前に下書きしてた。
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