このレビューはネタバレを含みます
クライムサスペンス好きにはたまらん内容。
主演のブライアンクランストンは流石の演技。
しかし謎というか理解できない行動がいくつかあり気にはなった。義母が死んだ娘の浮気を何故か孫に話すとこや、市長候補が何もしないでいいと言われたのにお節介で教師に恋愛の忠告に行ったり。前者は息子アダムの傷心、後者は市長候補が真実を知るきっかけが物語に必要だったんだろうけど無理矢理感は拭えない。
デジアート家周りの人間、例えば刑事ナンシー、弁護士リーとかにも感情移入があまりできなかった。
あとはなんといっても息子アダム。彼の行動に奇怪さが目立つ。何で轢いた息子家族バクスター家に近づくのか。罪悪感とかからなら最初は分かるが、恋もしてマフィアのボスかつ犯人に怒り狂ってると知りながら父ジミーに会いに行く一連の流れが分からない。
9話の最後にバクスター家に呼ばれたとき、父ジニーに会うのに(メールでジニーに会うことは知らされてるはず)躊躇する様子が無かったことが違和感なのは一旦置いておいて、10話の最初は夜が明けて母の浮気を知り海岸で座り込んでいた。マイケルには彼女と会うと思わせてたが、あのメールは祖母からで祖母に会いに行ってたってこと？だとしたらジミーの今から会うって行った回収がされてない。場面が飛んでいるように見えたしアダムの心情も伝わってこない。
ジニー側も息子の血がついた喘息患者用の吸入器を見つけながら、喘息というキーワードを気にする様子が最後発覚するまで無かったのも違和感。
ラストシーンは殺した相手と同じ死に方をする因果応報を描きたかったのか、ユージーンあそこ外しちゃうかー？周り回って意図せず本来の元凶、兄、家族の死の元凶殺せたが。
