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着飾る恋には理由があってのakariのレビュー・感想・評価

着飾る恋には理由があって(2021年製作のドラマ)
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Cパートが好きなんだよな〜。価値観の違う登場人物たちが徐々に認めあい、打ち解けあっていく様子に心が温まりました。芯があって強い真柴ちゃんと、そこに張り合える駿。絵になる二人だ!お互いといる時は自然体な感じが良かったです。第1話ラスト、やっと10万フォロワーを達成したのに、誰のために頑張ってきたんだろう…ってなるの辛かったです。辛いのに働かないといけなくてもっと辛い。真柴ちゃんがちゃんと仕事を好きで良かったです。
「本当はわかってる。毎日忙しいのに、絵、見に来てくれてありがとう」真柴ちゃんのやってきたことを羽瀬ちゃんが認めてくれて嬉しかったです。持ち手が二つあるのは二人で持つため。みんなで暮らしているのはいろんな価値観を分け合うため!駿が思っていたよりも優しい人でした。シェアハウスが大所帯だからこそいろんな意見が出て会話を楽しめている感じが好きです。第4話ラスト、真柴ちゃんからのデレが最高すぎてきゅんきゅんしました。一見自分のことしか考えてなさそうなのに何を言っても受け止めてくれそうな駿の包容力にやられます。ハグ最高にときめきました。「たぶん好き」とか言葉を濁す感じ〜〜何なのもう〜〜。
舟木さんの回。誰かの役に立ちたいし、立っていると思われたい。でも自分らしくいたい。自分の中の矛盾が酷くて嫌になることがある。誰かに必要とされないと意見が言えないというのはしっくりきてしまいました。自信を持つには“誰か”の存在がどうしても必要です。
執着するのが怖くて、何も持たないようにしているミニマリストな駿にも共感できました。嫉妬の表情が美しかったです。社長の存在がなかなかだし、大切なものがなくなる恐怖心が駿を抑えつけています。厄介な三角関係にドキドキしました。車の窓越しのキスが絵になりすぎていました。横浜流星いっっけめんだなぁと思いました。
はるちゃん、最近冷たいなーと思ってた女の子から突然のキスにときめかないはずがありません。やってやった!顔の羽瀬ちゃんが可愛かったです。クールな羽瀬ちゃんの愛情表現が愛しくて愛しくてニヤニヤしました。絵への冷めやらぬ情熱を持っているのもかっこよかったです。駿も同じで、料理が上手いだけではなくてしっかり“好き”なのが良いです。料理シーンの手さばきは見ていて気持ちが良かったです。
軽口叩きあって、でもその言葉の裏側ではちゃんと好き同士な駿と真柴ちゃんが尊い。駿が真柴ちゃんのいないところで、真柴ちゃんを褒めてお母さんを泣かせるシーンに感動しました。第8話、二人の喧嘩がリアルで辛かったです。僅差で間に合わなかった駿が切ない。ミニマリストゆえ連絡が取れなかったのも、名前呼びも色々と回収されていくのが面白かったです。シャチが最後の最後までずるくて好きでした。飯尾さんもいい味を出していました。
今までたくさん頑張った。逃げるのもいいけど、大切なことからは逃げない!貴方も自分も、頑張れ…!
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