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コタローは1人暮らしのfukoのレビュー・感想・評価

コタローは1人暮らし(2021年製作のドラマ)
3.8
「記憶ってのは、生きてるという証拠」
人が生きている証というのは、記憶や思い出にあるのではないか、という深いメッセージが込められたドラマ!

ご近所というだけで、一人暮らしのコタローの面倒を見始める漫画家の進ちゃん。コタローの成長を見守りたいと考えた理由とは「子供の成長を見守って記憶することが、その子が生きてる証拠になる」からだった。

この2人の関係性にぐっときた。
たくさん人が出てくる、だだっ広い世界で繰り広げられるドラマも良いけど、『コタローは一人暮らし』のように数人しか出てこない狭い世界のドラマも好き✨
特に私は、松本佳奈監督の作品と相性良いみたい。

あと自分のことを大切に思ってくれてる誰かがいるってだけで幸せなことだな、と。

「裏切られることより 信じたい者を信じられないことのほうがつらいであるからな」というコタローきゅんの台詞も刺さった。
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