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大豆田とわ子と三人の元夫のjuriのレビュー・感想・評価

大豆田とわ子と三人の元夫(2021年製作のドラマ)
4.0
日本のドラマで1番好きなドラマは「Mother」と「Woman」なんだけど、「カルテット」と「anone」はイマイチハマらなかったので、坂元裕二さんの脚本が好きなのか女の物語であれば他の脚本でもよかったのか確認するつもりで見ました。

元夫3人とも深掘りするとまあまあ欠陥があるのだけど、とわ子は誰のことも否定していなくて面白い。
戸籍ははっきり分かれたけども、別れた後も3人と関係を維持してる。結婚もしていなければ離婚もしたことないけど、しょっちゅう人間関係リセットしちゃう私は人とこういう距離感で接すればいいのかって大変勉強になりました。

鑑賞前にwikiをざっと読んでオダギリジョーが出ていることを知り、もちろん彼をベタ褒めするつもりで見始めたのだけど意外にも岡田将生のキャラが刺さった。その名の如く、パンダのように妙に愛くるしい。母性本能をくすぐってくる。岡田将生ってあんまりお芝居上手なイメージなかったけど、坂元さんの脚本は若干不自然なセリフが多いので実はすごく相性がいいのかな。いつも頭が硬いというか柔軟性のない顔だけいいという役をやっている気がするけど(ファンの方ごめんなさい)、それも数をこなすとリアリティが増してくるのかな、とても良かった。これまでの彼の役を見ていて感じていた不安が今回は感じられなかった。

結論:東京ラブストーリーを見てから判断しようと思いました..笑
このドラマ自体はとても好き!
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