坂元裕二脚本ドラマだけは私を裏切らない。
一つ一つの話に全てハッとするセリフや価値観を差し込んでくる脚本家を他に知らない。
なぜこの気持ちを知ってるの？
どうしてこれをこんなにも的確に言葉に出来るの？
いつも衝撃波が私を襲う。
こんなことありえないよというドラマな部分を見せつつも、そこで見せられる感情の何たるリアル。
思わず一旦停止して言葉を書き留めておきたくなる。
緩急凄まじく、緩いシーンが必ずあるのにどうして涙が止められないのか。
私は十和子の親友のセリフに1番心を掴まれた。自分も全く同じことを思う。めんどくさい自分。
そこら辺を歩いている色んな人も、誰にも打ち明けることのない痛みや何かを抱えて生きているんだろうか。いるんだろうな。
私も多分こういう何人かの他人が付かず離れずで家族みたいなんなりたいな。
今のところカルテットやこのドラマみたいな他人とのコミュニティが家族みをおびる形を1番求めている気がする。
