にゃん

きれいのくにのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

きれいのくに(2021年製作のドラマ)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

最初すごく面白いストーリーだったのに、このストーリーは啓発動画で高校生が見ていたものでした〜の下りからが、盛り下がった印象。ほとんどが同じ顔の大人たちが溢れた国という意味ではもはや気持ち悪かったがみんな違ってみんな良いんだという事を、プレーンの顔の味みたいなものを感じて良いと思った。全顔でも整形はもはやキモいので否定的だが、部分的なら良いのでは?とも思ってしまった。本人が笑顔ならそれが1番良い。

あらすじ↓
容姿へのコンプレックスを抱えた高校生たちが暮らす、ほとんどの大人が“同じ顔”をした国を舞台に描くリアルと虚構の入り交じる青春ダークファンタジー。美容師の恵理(吉田羊)と会計士の宏之(平原テツ)は、再婚同士で優雅な生活を満喫していた。そんなある日目覚めると、謎の女(蓮佛美沙子)が宏之の隣で寝ていた。それは若返った妻の姿。妻は歳月と共にどんどん若返り10代にまでなってしまう。不思議なのは妻の変化に自分だけが気づいていることだった。
…という啓発動画を見させられている高校生たちに焦点は移動する。若者以外の大人のほとんどが同じ男(稲垣吾郎)と女(加藤ローサ)の顔をしている世界では、高校生の誠也(青木柚)と凜(見上愛)が互いに恋心を抱いていた。だが、二人はコンプレックス(凛は顔のコンプレックス、誠也は色気付くことを周りに茶化されることへのコンプレックス)を抱え、気持ちを伝えられずにいた。
美容手術が法律で禁止されている世界で暮らす幼なじみの誠也(青木柚)ら。5人のうち4人は違う顔だが、中山(秋元龍太朗)は誕生前に両親が遺伝子操作を施したため、多くの男(稲垣吾郎)と同じ顔をしている。いつも放課後は一緒に過ごしていた5人だが、ときどきれいら(岡本夏美)は“パパ活”をしていて、ある時性的行いを拒否した事で暴行され、その時の恐怖を中山の顔を見る度に思い出し避けてしまっていた。
凜(見上愛)は、誠也(青木柚)がれいら(岡本夏美)と会っているのを目撃し、顔へのコンプレックスを増す。法律で禁止されている美容手術に興味を募らせた凜は、“パパ活”を始める。その頃、映画監督(稲垣吾郎)が新作映画の撮影で高校を訪れる。凜は女優・安藤(小野花梨)と出会い、闇世界に足を踏み入れる。
凜(見上愛)はコンプレックスを克服するため、違法な美容手術を受けるかどうかの誘惑に心が揺れる。一方、誠也(青木柚)は、凜が“パパ活”をしていることを知り動揺する。貴志(山脇辰哉)はれいら(岡本夏美)に思いを寄せ、れいらは中山(秋元龍太朗)に“パパ活”の客(稲垣吾郎)の面影に苦しんでいることを明かす。
誠也(青木柚)は、凜(見上愛)へ思いを伝えることを決意する。一方、れいら(岡本夏美)は“パパ活”の客(稲垣吾郎)に襲われたトラウマを克服するため、中山(秋元龍太朗)と過ごしたいと提案し、事件のあったカラオケ店へ。また、誠也の自分への恋心を知った凜は、自分の顔を変えるために美容手術を受けたいと誠也に伝え同行をお願いする。
裏整形は無事終了、見た目では気づかない程の些細な変化に誠也も拍子抜けし安堵、凛も自分のコンプレックスが解消されたことで笑顔が明るくなるのだった。
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