とても心温まる作品だった。
ハラポジの台詞には人生の重みがあり、なるほどと頷く事がたくさん。その優しい口調のせいか、説教臭くなく、すんなりと受け止める事ができた。
チェロクとハラポジを中心に、家族を丁寧に描くので、中盤からはついつい感情移入してしまった。
お祖母さんの覚悟と芯の強さには何度も涙した。お2人の演技がとても自然で、本当に長年連れ添った夫婦のよう。亡くなった祖父母を思い出した。
シリーズ通してテーマが明確で、ぶれる事がなかったのも好印象。急にサスペンスだったり、ラブ要素をぶち込み、迷走する作品も多いだけに、これは潔かった。
だけど、ちゃんと時間軸を使った伏線もあって、その意図が分かった時に、これまたホロリ。とても良い脚本だった。
イウンミ先生脚本、まだまだ少ないようなんだけど、(日本配信がないだけ?)今後の作品も期待したい。