このレビューはネタバレを含みます
〜肉屋の娘ジェイに惚れる〜
百想芸術大賞受賞作品ということでチェック。嘘。この賞初めて知った。Primeにあってシン・ハギュンだったから…
うむ。重厚。連続・猟奇・犯罪・刑事ミステリー。受賞は納得。の構成力脚本力。
とは言いながら、
長げえわ。疲れた…
最後まで名前覚えられんし…
青のシボレーカマロは目立ちすぎだろ…ヒュンダイ乗れよ…
疲れる理由。途中にクライマックスがあって一回なんとなく終わるんよ。全貌ほぼわかるんよ。そこで興味を失うんよ。
んで後編パート。謎が、主人公達には超重要、故に必死、なんだが、俺にはわりとどうでもいいんよ。小さぁ思てまうんよ。緊張切れとるんよ。
シン・ハギュン(ドンシク)とヨ・ジング(ジュウォン)の反発する関係、違法と遵法の対立関係も、前半は効いてて良かったけど中盤以降は皆、解決重視のマニャン流に染まっていく中で「いつまでグニグニやっとんねん、もうええやろ。早よがっちり協力せーよ」て思てもたなぁ。芯食ってない感あったなぁ。
思い返すと、全体にのっぺり、メリハリが不足してたように思う。
全てを絡ませ、全員を「怪物」に見せつつ、フックを撒きまくり、過去へ未来へ、キレイに回収して着地する。
全体構造の美しさにこだわりすぎたか。
謎が謎を呼ぶ繰り返しの物語になんとなく作業感があるし、まんべんなく回るから興味ある真相が深掘りされないまま終わるし。
とは言いながら、
顔面は全部100点。シン・ハギュンの顔面ショー200点。
やっぱキム・シンロクいいわぁ。ヤバいわぁ。キル・ヘヨンのヒステリーも最高やわぁ。超満足。
なんや言うたらロシア語で悪態ついてたイ・チャンジンだけど、演じるホ・ソンテはロシア語話せるらしい。LG電子ロシア支店に居たらしい。