ららら

地下鉄道 ~自由への旅路~のらららのネタバレレビュー・内容・結末

地下鉄道 ~自由への旅路~(2021年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

南部の黒人奴隷の亡命を手助けしていた組織「地下鉄道」が、本当に地下に鉄道を通していたら?という設定で、農場から逃亡した黒人奴隷の少女と奴隷追跡を生業にしている白人男性(+黒人少年)の旅路を描く話。

とにかく暗いです。
逃げた先で少し安心できたかと思うと、見つかる・人が殺される・家が燃える・捕まる・また逃げるの繰り返しで気がめいるけれど、辛いのはこれが現実にあったことで未だに黒人に対する差別が沢山残っていることに繋がっているのを感じるために見ていた。

夜の暗闇の場面は部屋が明るいと何が映っているかよく見えなかったので、視聴環境に気をつけてください。


音楽に詳しくないけど、最後にかかる音楽が全部かっこいい。
音楽があったおかげで重苦しい話でも次も見ようかと思えたのかも。

Ep.9、自由黒人が集まって自由な暮らしをして美味しいワインを作る村で白人と手を結んで商売しようとしたものの、身勝手な白人たちが襲撃して虐殺が起こる。奴隷追跡者の独白
「劣等人種を鍛え無理なら従わせ、無理なら撲滅し根絶する
それこそが神の定めた天命であり、アメリカの至上命令だ」
などがあった後で、This is Americaが流れてウワアア…となった。

個人的にはアーロン・ピエール(シーザー役)を知れたので良かったです。
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