ふじこ

リンカーン 殺人鬼ボーン・コレクターを追え!のふじこのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白い…ほんとに10話しかないの?って寂しくなる程度に面白かった。
映画[ ボーン・コレクター ]の犯人以外の設定をそのまま持ってきてキャスト変更。
映画版に居たヤな感じの上司はいなくて、明確にリンカーンチームとしてアメリアの他にも、科学捜査担当の女性やIT関係担当の男性、事故に遭う前に相棒だった刑事とその新しい相棒の若い刑事が一緒に捜査してくれる。
連続殺人鬼であるボーン・コレクターを追う合間に別の事件の捜査も挟まれる。

映画よりも装備がハイテクになって専属の科学捜査官もいるからすぐに結果が出る。
お世話の係の女性も、懐の深い人物から同じく大きな女性だけれど彼女にもトラウマがあって人間味がプラス。
一方のリンカーンはやはりデンゼル・ワシントンの魅力にはちょっと及ばなかったかなぁ。なんだろうなぁ…こう、顔かな?やっぱ顔って事になるのかなぁ…。全然悪くはなかったのだけども。

ただ肝心の犯人であるボーン・コレクターが、映画版よりは良くなっているものの最後の最後、どうしてリンカーンに執着するのかが…。アカデミー時代だかにリンカーンよりも早く問題が解けたのに、俺を押しやってお前の方が先に答えた!俺の方が先に分かってたのに!俺の方が優秀なのに!みたいな、そんなやつ。急に小さくなるなよ~

そして最後の最後、また新たな挑戦者が現れるところで終わる。
何話目かで、ボーン・コレクターがバーに置いていったグラスを取って、道端で割って去っていった奴かな。
こいつなんだよ…を忘れた頃に。

あ~面白かった。やっぱり普通の捜査ものは普通におもしろいなー

23-24
ふじこ

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