このレビューはネタバレを含みます
愛するマーゴットが制作指揮に
加わってるから
出ていないけどチョイス。
10話完結。一気見した。
ずーっと多くの時間
苦しくて…切なくて…哀しくて…
アレックスの事を
身から出た錆と感じる人も
居ると思う。
でも女性が生きていく大変さや
しかも3歳の幼児を(終始可愛えーのよマディがあ)抱えて
誰の助けもなく両親は全く当てにならず…
お金がない貧困という事
これでもかって畳み掛けてくる。
一筋の光が見えてもどん底に
落とされる。
なんかずーっとドキドキして
怖かった。しんどかった。
本当に切なかった。
他人に見下され利用され
味方になるどころか1番足を引っ張る身内。もうむかついてなんとも言えない複雑な気持ち。
DVや依存症の怖さもひしひし。
アレックスの心の動きが
依存症や精神疾患の両親の元
アダルトチルドレンでないと
生きて来れなかった彼女。
リアルな心の動きだった。
1話に必ず幻覚なのか妄想なのかファンタジー要素が組み込まれててユーモアのつもりなんだろうけどアレックスの気持ちが悲惨なんでなかなか笑えない(苦笑)
ラストはホッとして
ほっとして…
アレックスが頑張って頑張って
いろんなモノと闘ってやっと
ここまできたのに
自分の甘さで叫ぶ
「私のバカ」が
心から後悔していて
虐待被害者の思考がフリーズしてる感じが超リアル。
人間自分では既にどうしようもなくなるとあの奈落の底にいる
様な気持ちの表現に可哀想すぎて
涙ほろり🥲だった。
「1番幸せだった日」と聞かれて
すぐ思いつかない私は
極端な事いうと凪がなく普通でいつも幸せなんだなあとハッとさせられる。
しんどいけどオススメ。