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アストリッドとラファエル 文書係の事件録 シーズン2のkitoのレビュー・感想・評価

3.0
シーズン1より失速した感じを受けた。

日本のメンタルに相通じるところがあるといわれるフランスの映画、ドラマだけど、もともと好みではない。単発の映画はまだしもドラマはおおよそこれまで観た記憶がない。

シーズン1は自閉症のアストリッドの魅力で面白く観続けられたのだけど、シーズン2はミステリーそのものがパッとせず、ほとんどのエピソードが記憶に残ってない。

アストリッドの初恋の進展は多少気になるし、自閉症グループのリーダー、ウィリアムは憎めないキャラで良いのだけれど、バディのラファエル警視がどうも苦手で共感できない。

文句ばかり言ってはいるが、続けてオンエアされるシーズン3はやっぱり観ようと思っている。オリジナルは聞いていないのだけれど、貫地谷しほりの吹き替えはとても上手いと思う。


余談ながら、ラファエルはチームの現場リーダーだけど役職は警視。英米の警察組織なら警部補の立場に思える。Wikipediaを読むとフランスの警察組織の階級はやけに数が多く、警部補もあるのだがその下に「警部補候補生、警部補心得」なんていうのがある。それぞれのお国柄の違いなんだろうけれど、英米のドラマを見慣れているので警視という高官が現場仕事というのはさすがに違和感が大きい。
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