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メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実のEDDIEのレビュー・感想・評価

4.4
舞台はイーストタウンという小さな田舎町。
そこで起きた残虐な殺人事件。
真犯人を探そうにも手立てが少ないうえ、町の住民はみんなが顔見知り。
隠蔽や虚言、さらには決め付け。
容疑者は複数いるが、身近な人間同士が庇い合う。

ケイト・ウィンスレットの悲しみを帯びながらも刑事としての強さ、1人の女性としての弱さ、家族と分かり合えないもどかしさ、演技にすべてが詰まっていてたまらない!

以下、Twitterに投稿した各話短評です。

◆ 第1話
小さな田舎町イーストタウン。
刑事メアのもとに変質者の通報があったが、町の人々はみんな顔馴染みで穏やかな町だ。
しかし事件発生は刻一刻と近づく。
エミー賞受賞ケイト・ウィンスレットほか、アンガーリー・ライスやガイ・ピアース共演。

◆ 第2話
小さな町で起きた殺人事件。
過去に起きた事件との関連性は?
証拠や手掛かりは出てこない。
被害者の父親の逆上、容疑者の1人の父親の執拗な嫌がらせ。
事件の真相がまだ見えてこない中で、無関係な人たちが踊らされているとさえ思わされる。

◆ 第3話
異常なまでの被害者意識で容疑者の殺害を疑わない父親。
負の連鎖により、更なる事件が勃発する。
一方、メアら捜査官たちは証拠品の銃弾に辿り着く。真相に近づいたのか?
シボーン役のアンガーリー・ライスのファンキーな髪型がクセになる。

◆ 第4話
なかなか捜査が前進しない。
一方、メアは孫の人権問題にやや動きが。さらに娘シボーンは母の知らぬうちに新たな恋模様。
まさかの1年前の事件の被害者ケイティが生きているとの通告も。
小さい田舎町ゆえの秘密ごとの重なり。ラストは驚き。

◆ 第5話
ついに捜査が大きく前進する!
1年前に行方不明になった少女、そして殺害されたエリン。これらの事件に関連性はあるのか。
メアは相棒ゼイベルとわだかまりを残しながら容疑者の自宅へ強行する。
衝撃的な結末を迎える第5話…震撼。

◆ 第6話
殺人事件の凶器は“コルト・ディテクティブ”。
所有者は誰なのか。
メアは誘拐事件の犯人との騒動で相棒を失い、ゼイベルの母からも敬遠される。
精神的にも追い詰められながら事件の真相を追う。
町の人たちの告白によってついに真実に近づく!

◆ 第7話
遂に事件は完結へ。真犯人が判明。
緻密に蓄積した伏線の回収によりカタルシスを感じる。
小さな町で起きた凶悪な事件。
本当に恐ろしいのは連鎖的に巻き起こる住民の虚言、連帯意識、隠蔽。
ケイト・ウィンスレットの名演光る上質サスペンス。
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