あるぱか2世

流行感冒のあるぱか2世のレビュー・感想・評価

流行感冒(2021年製作のドラマ)
3.6
文豪・志賀直哉が千葉県我孫子時代に著した小説が原作。当時の感染症不安を反映し現代にも通ずる作品として、この頃にわかに話題となっているらしい。

さてこのドラマ、とくに大事件が起こるわけでも強いカタルシスを得られるわけでもない。
だけど、大正時代の映像をリマスターしたんじゃないかって思えるほど、キャストのみなさんの大正時代感がすごい。

そしてなにより、このキャストでドラマをサクッと作れてしまうNHKのフットワークの軽さに感激する。
抜群の安定感だったので、この人たちの日常をまだまだ見ていたかった。
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