kecoji

シークレット・インべージョンのkecojiのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

最初は割と良かったんだけど、このままダークで地味だけどスクラルの擬態を軸に騙し騙され、裏切り裏切られのおもしろい政治劇が展開してったらいいぞこれは。と思ってたら。全然そんな感じにならない。せっかくスクラルとの闘いなんだから、えっこれは撃ってもいいのか?本当にスクラルなのか違うのか?どうしたら?タイムリミットはすぐ。みたいな視聴者も一緒にハラハラドキドキするシーン無かったな。
ご丁寧にこいつとこいつがスクラルですよーって視聴者に全部教えてくれてた。ご丁寧すぎる。
ハードな感じを出すためだけに殺されたようにも見える、マリアとタロスかわいそう。

ほんで、敵の大将も冷静に合理的にフューリー追い詰めてくのかと思いきや、暴走して恐怖独裁の典型的な悪者になっちゃってさみしかった。
結局、スーパーパワー対決になるし。

そんな中、ソーニャはめっちゃ良かったな。拷問のシーンがとくに良かった。普通のおばちゃんにも見えるし、やばいやつにも見えるし、やっぱりめっちゃやばいやつっていうキャラクターがあの目と微笑みで的確に表現されていた。

1番の問題はこのドラマ見て、難民を助けようと思う人より、難民怖いって思っちゃう人が出てきてしまうのではないかってこと、マーベルでそれはダメじゃない。それでも、困ってる人を助けるんだって思わせてほしいよ。だってマーベルだもの。
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