人間関係苦手で振られたばかりのコンビニアルバイター川本つぐみが
Instagramの「ホワイトホース」の投稿からボッチ飯を堪能していくグルメドキュメンタリードラマ。
例によって『孤独のグルメ』と比較すると
①コミュニケーション苦手な若い女子が主役②ホワイトホースの美的な投稿（声も別人）を参考にして見せ巡るが真相が最後に明かされる③グルメな店巡りというよりジャンル別に挑戦している④職場の雰囲気はどちらも良くない
といったところでしょうか。
つぐみ演じる主演の飯豊まりえ氏は『岸部露伴は動かない』の女子編集者の役柄のような陽性のイメージがありましたが本作での陰性のキャラへの切替はさすがプロだと思いました。コンビニ店長がダンディ坂野で同僚が片桐はいりという以上に個性的な店で働いたら楽しそうですがドラマ内ではそうでもありません。またホワイトホースたる白石一馬の会社の同僚に『晩酌の流儀』に出てた辻凪子が出演しているのが一奇でした。
実際のお店の食事についてはドラマを参照していただくとして独りぼっちならではの視点が『孤独のグルメ』と違く女子目線なところは面白かったです。
個人的には敢えてホワイトホースの正体（冴えていないサラリーマン）は明かさず毎回ホワイトホース候補なイケメンが登場してきて真相が最後に明かされるとかいうシナリオを夢想してしまいました。
