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ソロモンの偽証のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

ソロモンの偽証(2021年製作のドラマ)
3.8
映画版を過去に感賞した。
映画は前後編に分け4時間ほど、ドラマ版は60分が8話。
倍の尺を使いじっくりたっぷりと描写する。ある部分はもちろんカットしてもいいような遊びもあるだろうが、それはそれでドラマの特徴でもある。高校の体育館で裁判ごっこをかなり真剣に行うというありえないような展開ではあるが、
ドラマを観る人は皆同級生の不良が犯人だと思い込むように演出してはいるが、タイトルを見ればある程度は想像できると思う。黒澤の「羅生門」でもある。
それぞれの想いで、お遊びのような裁判で証言をする。

役者たちは本当の高校生みたいに見えるし、ニキビもメイクには見えなかった。
しかしこういう裁判は被告がいいやつか悪いやつか人を殺すようなやつかを決めるようで客観的な事実を暴くことは非常に難しく、まるでワイドショーのコメンテーターみたいだと感じた。
人間の闇を描く内容なので大声ではっきり喋ろとは言わないがセリフがよく聞こえない。それじゃなくてもNetflixは相対的に🔈が小さいのでヴォリウムを高くしがちで翌日YouTubeを見ると大音量でびっくりしする。
そういう意味だけでは地上波各局は大したものだ。

生きる意味なんて生きてなきゃわからない…だからみんな生き続ける。
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