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武士スタント逢坂くん!のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

武士スタント逢坂くん!(2021年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

凄く面白かった!要因はストーリーでもあるが、濱田くんが本当に全力で振り切っているところだと思う。春画を描いていた罰として処刑される直前に令和にタイムスリップしてきて、漫画家の家に流れつき、これまたまさか君主の子孫(漫画雑誌の編集長)となりゆきで出会うなんて。
江戸から来た逢坂くんにとっては全てが新しきもので写真にさえも嫉妬してしまう純粋な姿が可愛かった。

最終話、逢坂くんがタイムスリップしてきたのは処刑直前に"もっと皆を笑顔にする絵が描きたかった"と強く思った為に神がさせたもので、目的を達成した為に帰ってしまうのが切なかった。しかも皆には何も言わずに、"目的は達成したか"という天の声に頷きあっさり帰ってしまったの逢坂くんらしい。周りは悲しむって。
しかし、江戸に持って帰ってしまった漫画をみた人が"なんだこれは!続きが見たい!"と喜んでくれたことで、逢坂は漫画をもっと学びたいと強く思うように。ものの数日でまた令和に戻った逢坂。漫画の作業メンバーも"かなりの覚悟をして送ったのに!"と涙ながらも喜んでくれるのだった。

帰ってきたとき、また縄に縛られてるの謎で面白かった。来た時は処刑前だから分かるけど、また処刑されそうになったのか。笑

あらすじ↓
1
武士・逢坂(濱田崇裕)が江戸時代から現代にタイムスリップし、漫画家のアシスタントとして奮闘する。春画の禁止令が出ていた江戸時代、人気の春画師として隠れて春画を描いていた逢坂は、君主に見つかり処刑されることに。だが、気付くと漫画家・宮上(今井隆文)の部屋におり、初めて見た「漫画」に興奮する。
2
逢坂(濱田崇裕)は、宮上(今井隆文)のアシスタントとして働くことに。宮上は逢坂に下描きを消す作業を頼むが、宮上を尊敬している逢坂にとっては下描きも宮上の絵であるため、なかなか消すことができない。そんな中、逢坂のことが気に入らない先輩アシスタントの緋村(森本慎太郎)は、逢坂に勝負を持ち掛ける。
3
漫画のネタに悩む宮上(今井隆文)は、逢坂(濱田崇裕)を連れて公園に行く。すると丹内(久保田紗友)が現れ、逢坂の胸は高鳴る。丹内はカメラで写真を撮りだすが、初めて写真を見た逢坂はその美しさに驚く。そんな中、丹内が1枚の写真についてある思いを語り始めると、逢坂は“写真に勝つ絵”を描こうとする。
4
イタリアンレストランに行った逢坂(濱田崇裕)は、初めて目にするパスタに想像を膨らませ、人物画を描く。しかし、宮上(今井隆文)から絵の弱点を指摘され、もっと人と触れ合う必要があるとアドバイスを受けると、一人で街に飛び出す。人々の手助けをしながら、触れ合う喜びを感じた逢坂。
5
逢坂(濱田崇裕)は、憧れの漫画家・AGEに会うために同人誌即売会を訪れる。コスプレーヤーに刺激を受けた逢坂はその場で絵を描くが、AGEから「エロくない」と一蹴されショックを受ける。そこに丹内(久保田紗友)が現れたことで心の高ぶりを感じた逢坂は再び絵を描こうとするが、手が止まってしまう。
6
逢坂(濱田崇裕)は、君主・鶯谷寛喜(高嶋政宏)にそっくりな男性と出会い、驚く。その男性は編集者・鶯谷明喜(高嶋・2役)で、逢坂に漫画を見せるよう声を掛ける。悩みながらも漫画を描くことにした逢坂は、ネームを持って明喜の元を訪れる。その頃、緋村(森本慎太郎)は明喜に関する悪いうわさを耳にしていた。
7
漫画を描くと決めた逢坂(濱田崇裕)は、鶯谷(高嶋政宏)に見せるネーム作りを開始。しかし、丹内(久保田紗友)から「エロ禁止」を命じられ、現代に受ける漫画のストーリーを考えることに四苦八苦する。見かねた先輩アシスタントの瀬戸(長井短)は、逢坂に好きを突き詰めることの大切さを独自の手法で教える。
8
逢坂(濱田崇裕)は初めてラブコメ漫画のネームを描いたものの、ラブコメが嫌いだという鶯谷(高嶋政宏)からは認められない。鶯谷が部下のひづき(尾崎由香)に片思いしていることに気付いた宮上(今井隆文)は、鶯谷とひづきにラブコメの定番であるハプニングを起こすことを画策し、逢坂にラブコメの神髄を教える。
9
逢坂(濱田崇裕)と鶯谷(高嶋政宏)が、相撲で勝負をする。逢坂はひづき(尾崎由香)の前で鶯谷を負けさせるわけにはいかないと手加減するが、鶯谷の本気を感じ、本気で勝負し鶯谷を投げてしまう。翌日、宮上(今井隆文)が過労で倒れる。締め切りに向け、緋村(森本慎太郎)らは仕上げを行うが、逢坂は原稿に触れられずにいた。
10
逢坂(濱田崇裕)は宮上(今井隆文)から、単行本のおまけ漫画を描くよう頼まれる。自分の全てを懸けた漫画を描きたいと思った逢坂は、“自分”を探しに街へ。一方、丹内(久保田紗友)は、逢坂が漫画を描き上げたら江戸時代に帰ってしまうのではないかと案じ、それなら漫画を描かせなければいいと考える。
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