ぱーでんねん

TOKYO MER~走る緊急救命室~のぱーでんねんのネタバレレビュー・内容・結末

TOKYO MER~走る緊急救命室~(2021年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

1話
主演は鈴木亮平。2クール連続の主演。どんな時も患者の命が優先と考える医師という仕事にまっすぐな漢。
ヒロイン的後輩キャラが中条あやみ。
鈴木亮平のバディ的な立場を菜々緒。
中条と菜々緒は二人ともクールなイメージあるし、ヒロインはもっと庶民的な配役が合うんじゃないかと。
チーム内で鈴木亮平と対立構図を作る官僚役が賀来賢人。菜々緒と逆じゃないかな。
他には、小手伸也、要潤、石田ゆり子の錚々たる面々。
ギャラクシー取ったMIUで外国人留学生役をやってた方が今回抜擢。
爆発のラストシーン
日曜劇場、ストーリーももちろん面白いけど、他局ともあまり差はない。一番の違いは、演出、編集。展開を素早く、大きく広げ、臨場感、規模感を演出してる。すげぇな。

2話
今クール、フジのナイトドクターと本作といい医療モノが多い。医療従事者への感謝を伝えようと、今を反映した結果。
鈴木亮平が1話から何度か言ってる「帰ってこーい」と呼びかけるシーン、かっこいい。
仲里依紗
「自分の弱さを認めることも大事だけど、とことんやりきってからじゃないと本当に弱くなる。自分の不甲斐なさに腹が立ってるんだったら、まだやりきってないってことだよ」
この言葉がぐっときた。今の自分に言われてる気がした。

10話
「私たちは応援されるためにやっているわけではないので」
MER見てるとAEDって効果ないのかな?って思えてくる

最終話
「誰かのために生きていた人間ほど、世の中に裏切られた時の悲しみは大きいままだ」

前回衝撃的なラストで終えて、今回どうやって締め括るのかと予想できなかった。終わりは、彼を助けたが故に自分の進退も危うくなり、妹を殺した犯人の死亡の危機をもう一度助ける。
このドラマで一番印象に残ってるのは、「私たちは応援されるためにやっているわけではないので」の一言。これが国や自治体、税金で暮らす人の強い信念なのだろうか。