面白い部分はたぶん原作にあるのだろうと思うんですよね
警察手帳見せることで人払いが済むとか張り込みでの本店支店っていう符帳とか
けれど会話は分かりにくく見ているときに考えて想像しないと理解できないんですよね
つまり俳優が言えてないんですセリフを
そして監督が演出できていないんです流れを
一つの事件を紐解けたと思ったら実は
が続く連続ドラマです
はじめから終わりに向けての紆余曲折をどうやって引っ張り見せていくのか
計算がたっていたとは思えませんでした
引っ張らなくてもいい場面をやたら思わせぶりにするのを繰り返すために見ているわたしは慣れてしまって本当にドキドキしたい場面で盛り上がれませんでした
小説を読んだほうがずっと面白かったろうと思いました
なんといっても横隔膜に穴でも開いてるのじゃなかろうかと思うほど声のでない松雪泰子が見れば見るほどすごいストレスでした
表情も眉間に皺寄せて目を細めて口をすぼめた仮面でもつけてるんじゃないかって思うくらい変化なく
誰か声の出る人に吹き替えしてもらったほうがいいですよきっと
瀧内公美は顔きれいだし淡々とした感じは面白かったですけど泣くことがさっぱりできないんですね
泣くことだけじゃなく淡々と以外の全部が全部できないみたい
情念があまりにもないのでセリフがさっぱりわかんない部分がありました
青木崇高は主演として十分魅力的でした
移動先の公安部全員が無表情で高圧的なので鷹野てキャラクターが若干死にましたけどそれは演出の問題ですからね
なんかもう少し見ている観客がどう思うかを意識して作ってもらいたいですね