少し長めの映画という感じで1話45～50分X5回完結の短編ドラマ。実話って小説より説得力あるなぁと思う。ある天才デザイナーの栄華と没落の物語。凄く面白くて一気見してしまった。
こういう天才肌の人は商売が下手で才能が有りながらもそれをお金には変えられず、金の切れ目が縁の切れ目となり周りの人が去っていき、最後は命が短いなぁと思った。周りのブレーンで彼を叱り導く人が居れば良かったけど結局お金の匂いに群がってくる人に利用された感じ。ドラッグを嫌っていた本人がドラッグで足元をすくわれるというのも皮肉な話だ。晩年は穏やかに過ごせたようだからそれだけが救い。奢る平家は久しからず、調子に乗っちゃだめだと教えてくれた。あれだけハードなゲイの役も自然にこなせて流石にユアン・マクレガーだと感心した。
